犬の住環境コンサルティング
その症状、本当にごはんのせいですか?
ペットの身体に何か変化があると、
「あのとき食べさせた、あれが悪かったのかな」
「最近変えたフードが原因?」
「手作りごはんの栄養バランスが悪かった?」
と、まず食べ物を疑うことがあります。
動物病院でも、
「食べ物が原因かもしれません」
と言われることがあるでしょう。
もちろん、
食べ物が関係していることもあります。
でも、
本当に、それだけでしょうか。
ペットたちは、
ごはんだけで生きているわけではありません。
毎日呼吸をして、
食べるのも、遊ぶのも、寝るのも、家の中。
ずっと家の中で暮らしています。
だから、
身体に何かが起きたときは、
食事だけではなく、
その子を取り巻く環境にも目を向けてみる。
それが、私が考える
「ペットの住環境」です。
原因は、一つとは限りません
何か症状が出たとき、
「あのとき食べさせた、あれが原因だ」
と思ってしまうことがあります。
でも、
食べ物以外にも
考えられることはたくさんあります。
カビ?
建材?
花粉?
PM2.5?
電気を使う生活環境?
それとも、別の何か?
ここで大切なのは、
「きっと、これが原因だ」
と最初から決めつけないこと。
これは私自身、
ローズ一家との暮らしの中で
ずっとやってきたことです。
たとえば、
「カビかな?」
と思ったら、
まず家の中を確認してみる。
でも、
きちんと掃除をしていて、
カビが原因とは考えにくい。
「では、PM2.5?」
その時期の空気の状態を確認してみる。
でも、
季節や数値を考えると、
それだけでは説明がつかない。
「では、電気を使う環境?」
Wi-Fi?
違う。
ほかには?
そうやって、
考えられる可能性を、一つずつ確認していく。
すぐに答えが出るとは限りません。
一つ違ったら、次。
それも違ったら、また次。
そうやって調べていくうちに、
最初には思いもしなかった
太陽光発電設備を検討した方もいらっしゃいました。
大切なのは、
何か一つを最初から悪者にすることではなく、
一つずつ可能性を確認しながら、
その子の変化を観察していくこと。
そのためにも、毎日の土台を整える
ただし、
「ほかに何が考えられる?」
と原因を探っていくためには、
その前に整えておきたいことがあります。
その一つが、毎日の食事。
そしてもう一つが、口内ケアです。
毎日の食生活が大きく乱れている。
口の中にも気になることがある。
住んでいる環境にも
気になることがたくさんある。
それでは、
身体に何かが起きたとき、
変数が多すぎて、
何が関係しているかを
考えることが難しくなります。
だから私は、
まず毎日の食事を整える。
口の中も、日々きちんとケアする。
そのうえで、
「それでも何かあるなら、
ほかに何が考えられる?」
と考えます。
食事を整えることも、
口内ケアをすることも、
「これさえやっておけば病気にならない」
という話ではありません。
日々の基本を整えておくことで、
何かが起きたときに、
ほかの可能性にも
目を向けやすくなる。
そのためにも、
毎日のケアをコツコツと続けることは
とても大切です。
ペットは、人間よりもずっと長く家にいます
住環境を考えるとき、
もう一つ忘れたくないことがあります。
それは、
人間を基準にしないこと。
私たち人間は、
仕事へ行ったり、
買い物へ行ったり、
外食をしたり、
一日の中で意外と長い時間を
家の外で過ごしています。
家にいるのは、
寝ている時間と、
その前後くらい、
という方もいるでしょう。
でも、
ペットたちはどうでしょう。
たとえば犬なら、
一日に1時間お散歩へ行ったとしても、
残りの23時間は
ほとんど家で過ごします。
外へ出ることのない猫なら、
ほぼ一日中です。
人間にとっては、
一日の一部を過ごす場所でも、
ペットにとって家は、
ほぼ一日中、
毎日を過ごす場所です。
だからこそ、
ペットと暮らすうえで、
住環境を整えることは
とても大切だと私は考えています。
さらに、
人間とペットでは、
身体の大きさも、
床からの距離も、
嗅覚をはじめとする感覚も違います。
そして、
同じ犬、同じ猫であっても、
何に反応するかは
その子によって違います。
だから、
「私は何ともないから大丈夫」
ではなく、
その子がどうしているかを見る。
いつから変わった?
その前に何か変わったことはあった?
どこにいるときに起きる?
別の場所ではどう?
ほかの子はどう?
時間帯によって違う?
家の中の何かを変えたらどうなる?
ペットたちは、
言葉では説明してくれません。
だからこそ、
日々の小さな変化を観察することが、
大切な手がかりになります。
「住環境を見る」って、何を見るの?
住環境というと、
家の間取りや家具の配置を
思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも含まれます。
でも私が見ているのは、
もっと広い意味での、
「その子が毎日過ごしている環境」です。
たとえば、
カビなど室内の空気、
ペットが過ごす場所や寝る場所、
掃除や洗濯など日々の生活環境、
電気を使う機器やその配置、
家の外から入ってくるものなど。
そして、
「これが悪い」
と一つに決めるのではなく、
その子の様子と照らし合わせながら、
考えられることを一つずつ見ていきます。
ローズ一家との暮らしの中でも、いろいろありました
ローズ一家と長く暮らしていると、
「これは食事だけでは説明できないな」
と思う出来事が
何度もありました。
食事は変わっていない。
口内ケアも続けている。
それなのに、
住む場所が変わったり、
家の中の環境が変わったりすると、
犬たちの様子にも変化を感じる。
反対に、
「これが原因だろう」
と思って対策したのに、
何も変わらないこともありました。
そんなときは、
「違ったのか。では次は?」
と、また考えます。
寝る場所を変えてみる。
家の中のものを動かしてみる。
空気の状態を確認する。
掃除の方法を見直してみる。
気になるものを一つ減らしてみる。
一つ変えたら、
その後の犬たちを見る。
何か変わった?
変わらない?
そうやって、
ローズ一家を観察しながら、
暮らす環境を整えてきました。
何か一つを「原因」と決めつけるのではなく、
変えられるものを一つずつ変えて、その子を見る。
これは今も、
私が大切にしていることです。
ローズ一家との暮らしで気づいたこと
私が住環境について考えるようになったのは、
ローズ一家との暮らしがきっかけです。
同じ家で暮らし、
同じように手作りごはんを食べ、
同じように口内ケアをしている親子4頭。
それでも、
気になるものも、出る症状も、
それぞれ違いました。
ローズの場合
ローズは、
Wi-Fiのある環境に長くいると、
目が白く濁ることがありました。
そこで、
・Wi-Fiルーターを生活スペースから離す
・寝るときにはルーターのコンセントを抜く
ということを続けました。
すると、
白く濁っていた目は少しずつ元の色に戻っていきました。
一方で、
東京へ行き、Wi-Fiなどが多い環境で過ごすと、
また目が濁る。
そんな経験を何度もしたことで、
ローズにとっては電気を使う環境も、
確認しておきたいものの一つになりました。
リーフの場合
それまでほとんど症状を出すことのなかったリーフが、
2023年秋、突然目が見えなくなりました。
当時の環境などを照らし合わせながら
須崎動物病院で調べてもらった結果、
強いPM2.5と、
その中に含まれる化学物質の影響だとわかりました。
その後は、
定期的に化学物質に対するデトックストリートメントを続けています。
失明と同じ頃から目の白濁も進み始めましたが、
現在はその進行が緩やかになっています。
ピノの場合
ピノは、光化学スモッグが発生した翌日に、
初めててんかん発作を起こしました。
その後も観察を続ける中で、
外気の状態が悪いときや、
地磁気が大きく乱れているときに、
痙攣発作を起こすことがありました。
そして、
リーフが失明した時期には、
ピノも群発の痙攣発作を起こしました。
それ以来、徹底して、
・外気の状態を毎日複数のアプリで確認してから散歩に行く
・空気の悪い日は無理に散歩へ行かない
・太陽フレアや地磁気の状態をNICT(国立研究開発法人 情報通信研究機構)の宇宙天気予報で確認する
・暮らす土地や家の環境を確認する
ということを続けています。
何度か引っ越しをした大きな理由の一つも、
ピノの暮らす環境を整えるためでした。
最後の群発発作のあとに投薬を終了し、
現在は発作を起こすことなく過ごしています。
ブランの場合
普段はほとんど体調を崩さないブランですが、
太陽フレアが強い時期になると、
飲んだり食べたりしなくなり、
軟便が続くことがありました。
これに気づいたのは、
ピノのために太陽活動や地磁気を
毎日確認するようになったことがきっかけです。
そこでブランについても、
ピノと同じように、
その日の外気や太陽活動などを確認しながら
暮らすようになりました。
その後、軟便になる頻度はかなり減り、
住環境も変わった現在は、
こうした症状は出ていません。
同じ家で暮らしていても、みんな違う
ローズ一家は、
ローズと同じ血を引く、
同じミニチュアダックスです。
子どもたち3頭は
同じ日に生まれたきょうだいで、
同じ家で、
全く同じごはんを食べて暮らしてきました。
それでも、
気になるものも、症状の出方も、
みんな違いました。
それを実体験したこともあり、
「この犬種だから」
「この年齢だから」
「これを食べたから」
と、一つの答えに決めてしまわないことを大切にしています。
食事はどうだろう。
口内環境はどうだろう。
外気は?
家の中は?
いつもいる場所は?
その土地は?
その時の自然環境は?
一つずつ確認し、
変えられるものを変えて、
その子を見る。
ローズ一家との暮らしの中で繰り返してきたこの経験が、
今のペットの住環境コンサルティングにつながっています。
ペットの住環境コンサルティングで行うこと
このコンサルティングでは、
まず、
ペットさんの現在の様子や、
これまでの経緯、
食事、
口内ケア、
毎日の暮らしなどについて
詳しくお伺いします。
そのうえで、
普段過ごしているお部屋や、
寝ている場所、
家の中の様子がわかる写真などを
送っていただきます。
私は日頃、
レヨコンプ等を使いながら、
ローズ一家の身体や
暮らしている環境の波動を確認しています。
このコンサルティングでも、
お送りいただいた情報や写真をもとに、
気になる場所や、
環境の中で考えられることを確認します。
必要に応じて、
寝る場所や家具・家電の配置、
掃除や日々の暮らし方など、
飼い主さん自身でできることをご提案します。
大がかりなことをするとは限りません。
まずは、
今の暮らしの中で変えられることから。
そして、
実際に環境を変えた場合には、
その後のペットさんの様子を
観察していただきます。
ここでも大切なのは、
一度に全部変えないこと。
一度にたくさんのものを変えてしまったら、
何が関係していたのか、
何を変えたことで違いが出たのか、
わからなくなってしまいます。
だから、
一つずつ。
変えて、見る。
違ったら、次。
必要であれば、
また次を考える。
その繰り返しです。
「原因を当てる」ためのコンサルティングではありません
ペットの住環境コンサルティングは、
病気を診断したり、
症状の原因を医学的に特定したり、
治療を行うものではありません。
また、
「この環境を変えれば症状が改善します」
とお約束するものでもありません。
体調に気になることがある場合には、
必要に応じて
動物病院での診察を受けてください。
そのうえで、
食事以外にも、
暮らしの中で見直せることはないだろうか。
そんな視点から、
飼い主さんと一緒に
可能性を整理していくためのコンサルティングです。
こんな方に
ペットの身体のことで、
食事以外にも何かできることがないか
考えてみたい方。
何かあるたびに、
「ごはんが悪かったのでは?」
と不安になってしまう方。
住んでいる環境が、
うちの子に合っているのか気になる方。
引越しなど環境の変化のあと、
ペットの様子に変化を感じている方。
複数のペットと暮らしていて、
同じ時期に似た変化が見られる方。
食事や口内ケアを含めて、
ペットさんとの暮らし全体を
一度整理してみたい方。
そして、
「ほかに考えられることはない?」
という視点を持ってみたい方。
実際のコンサルティング例
住環境といっても、
「実際には、どんなことを見るの?」
と思われるかもしれません。
これまでのコンサルティングで、
実際に確認した例をご紹介します。
都内のマンションで暮らすペットさん
日頃は元気に過ごしているものの、
動物病院で指摘された心雑音について気になっている、
というご相談でした。
手作りごはんと口内ケアはすでに実践されていたため、
住環境を一つずつ確認。
お掃除方法や加湿器・除湿器の使い方を見直した後、
特に、Wi-Fiなどの電気を使う環境を中心に、
ペットさんがいつも過ごしている場所、
寝る場所なども確認しました。
できること・できないことを伺いながら、
お部屋の使い方や家具の配置などをご提案しました。
飼い主さんからは、
「家の空気がまるっきり変わりました」
「以前よりぐっすり寝ることが増えた」
とのご報告をいただきました。
九州地方のマンションで暮らすペットさん
手作りごはんと口内ケアを長年続け、
須崎動物病院の診療も受けていらっしゃる方から、
「ほかにも暮らしの中でできることがあるなら確認したい」
というご相談でした。
おうち全体を確認したところ、
日々ケアをする場所、
飼い主さんとペットさんが寝る場所、
お持ちのドゥプレックスの位置など、
いくつか見直せるところがありました。
そこで、生活動線も伺いながら、
無理なく変更できる方法をご提案しました。
実際に環境を変更していただいたあと、
その後の病院での検査では、
検査結果にも改善が見られたとのこと。
また、
シニアになってお散歩時間も短くなっていたペットさんが、
長時間歩けるようになり、
飼い主さん自身の睡眠の質も向上したそうです。
「環境がこんなにも大事だとは思わなかった」
とご感想をいただきました。
事例は、あくまで一例です
確認する内容は、
おうちによっても、ペットさんによっても違います。
また、ここでご紹介した内容は、
同じことをすれば同じ変化が起きる、
というものではありません。
大切なのは、
「これが原因だ」
と最初から決めることではなく、
その子が毎日暮らしている環境を見ながら、
確認できることを一つずつ確認していくこと。
それが、
ペットの住環境コンサルティングで行っていることです。
料金
初回コンサルティング 15,000円(税込)
現在のペットさんの様子やこれまでの経緯、
食事、口内ケア、毎日の暮らしについてお伺いし、
お送りいただいた写真などをもとに
住環境を確認します。
必要に応じて、
寝る場所や家具・家電の配置、
掃除や日々の暮らし方など、
現在の環境の中でできることをご提案します。
初回コンサルティングには、2週間後の確認1回を含みます。
ご提案した内容を実際の暮らしに取り入れていただき、
その後のペットさんの様子や環境を
改めて確認します。
継続コンサルティング 5,000円(税込)/1回
初回コンサルティングと
2週間後の確認終了後、
さらに環境を確認したい場合や、
新たに気になることが出てきた場合に
ご利用いただけます。
ドゥプレックス設置場所の確定・再調整 各5,000円(税込)/1回
ドゥプレックスを使用する場合、
レヨコンプを使って確認し、
設置する場所を確定します。
また、
大きな地震などのあとには、
設置場所の再調整が必要になることがあります。
その際も、
現在の設置場所を確認し、
必要に応じて位置を調整します。
こちらは、ドゥプレックスの設置場所のみを確認するサービスです。
ペットさんの状態や、
その他の住環境についての確認・ご相談は含まれません。
住環境全体の確認をご希望の場合は、
「初回コンサルティング」または
「継続コンサルティング」をご利用ください。
お申し込みについて
お申し込みは、
お問い合わせフォームよりお願いいたします。
お問い合わせ項目から
「ペットの住環境コンサルティング/ドゥプレックス」
を選択し、
「初回コンサルティング」
「継続コンサルティング」
「ドゥプレックス設置場所の確定」
「ドゥプレックス設置場所の再調整」
のいずれをご希望かお知らせください。
内容を確認後、
お申し込み後の流れについてご案内いたします。
▶︎ お問い合わせフォーム
最後に
ペットに何かが起きたとき、
「原因を知りたい」
と思うのは、
飼い主として自然なことだと思います。
だからこそ、
最初に思いついた一つを
原因だと決めてしまったら、
ほかの可能性に
気づけなくなることがあります。
ごはんはどうだろう。
口の中はどうだろう。
空気は?
寝る場所は?
家の中は?
外から入ってくるものは?
一つずつ見ていく。
できることから一つずつ変えて、
その子を見る。
ペットたちは、
言葉では教えてくれません。
でも、
毎日よく見ていると、
たくさんのことを
教えてくれていると思っています。
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